No.007
屋根付き傘立て

西海岸をイメージした、爽やかな屋根付きの傘立てを作りました。
マス目の仕切りが無いので傘がたくさんかけられ、高さもあるので傘だけでなく、レインコートやハンギンググリーンもかけられます。
こんなに可愛い傘立てなら雨の日も楽しく乗り切れそう!設置場所に合わせて幅や高さ、屋根の大きさなど自由に変えて自分だけの傘立てを作ってみてください。

設計図

用意するもの

費用 約¥76,000
※パイプ本体をセルフカットの場合、道具・ビス代除く

作り方

1.木材の準備

重ね合わせた時に表情を出すため、木の板の上下をトリマーで飾り切りします。背面・側面用全ての板を削ります。

ドリルビスを打ち込む際の割れを防ぐため、各パイプのビス用溝の位置に合わせてマーキングし、板の両端に2つずつ下穴をあけておきます。
トリマーで削った部分や木の側面、下穴部分も忘れないよう、木の表面をサンドペーパーで滑らかに整えます。

2.木材を塗装する

  

西海岸をイメージした水色にするため、油性塗料U-OILの薄い水色のパステルブルーとはっきりした水色のスカイブルーを混ぜます。 U-OILは底に成分が沈殿しやすいので、良くかき混ぜて別の容器に移し、1:1の割合で入れてから、もう一度よくかき混ぜます。
布(ウエス)で端や溝も丁寧に塗りこみます。U-OILは乾くのに時間がかかるため、木を全て塗り終えたら立てかけて乾かし、次の作業へうつります。

3.屋根部分の骨組みを作る

角パイプの屋根部分にジョイントを付けます。ジョイントを置いたまま角パイプを重ね合わせ、重なった場合のジョイントの位置を確認します。角パイプの2本の溝部分にビスを打つ箇所をマーキングし、ジョイントを動かないようしっかり固定し、ドリルビスを打ちます。

ジョイントに角パイプを差し込み、角パイプが動かないよう固定して、ジョイントと重なる部分にドリルビスを両面とも2本ずつ打ちます。ジョイントにビスを打つのはとても力が要る作業なので注意してください。

屋根枠ができたら柱用のジョイントを片側に方向を間違えないよう3つとも取り付けます。
屋根の骨組みが出来たらエンドキャップをゴムハンマーなどで叩いてしっかりはめます。

4.屋根枠サイズにポリカを切る

屋根板にするポリカーボネートを屋根枠に重ねて線を引き、カッターで切ります。表面、中芯(ナミ部分)、裏面と厚みがあるので、表裏両方から何度かなぞって切ります。

5.ポリカを塗装する

屋根枠サイズに切ったポリカに色を塗ります。つるつるした面に塗料を密着させる下地(非鉄バインダー)を均一になるよう全体にスプレーし、乾いたら水性塗料Dippin' Paintシリーズのマットカラー「ミルクシェーキ」を刷毛で手早く塗ります。薄めに3度塗りくらいするとムラなくきれいに塗ることができます。

6.角パイプに板を取り付ける

柱になる角パイプに油性塗料U-OILを塗った板を取り付けます。
※角パイプのクズで本体が傷つくため、取り付け面以外の保護シートは完成まで付けたままにします。
足元から板まであけるサイズを決め(ここでは30cmほど)、足元になる方から3本ともに同じ高さにマーキングし、板をドリルネジで留めていきます。屋根枠のジョイントに仮で差し込んでおくとパイプ位置がずれにくくやりやすいです。
ビスが角パイプに当たると勢いで板が浮き上がるため、一旦ビスを反対側に回して板の浮きを戻してから再度ビスを打つと隙間ができにくくスムーズに取り付けることができます。

背面に取り付け終わったら次は側面に取り付けます。取り付けやすいように背面を横に立て、同じように屋根枠のジョイントに仮でパイプを差し、足元になる位置からドリルビスを打ち込んでいきます。

7.屋根枠と柱パイプを固定する

板を全て取り付け終わったら、仮で差し込んでいた屋根枠と柱のジョイント部分にドリルビスを2本ずつ両面ともに打ち固定します。

8.屋根枠にポリカを取り付ける

最後に防水ブチルテープを屋根枠4辺に貼り、剥離紙を剥がして、塗料を塗った面を内側にしてポリカを貼り付けます。
風で飛ばないよう、屋根枠一辺に対し、3・4か所ドリルビスをポリカが凹まないように軽く打ち付けて外側は完成です。

9.外側の設置

外側の枠組みが完成したら、傘立て設置場所にあらかじめ設置しておきます。

10.傘立て部分の組立

傘立て本体の丸パイプを組み立てます。板に取り付けるソケット2つを除き、図面通りにパイプにソケットやクロスなどを通し、六角レンチで留めて骨組みを完成させます。イモネジの位置がバラバラにならないように注意し、全て内側になるようにします。
全体を組み立てサイズに狂いがなければ、ソケット以外はイモネジが部材からはみ出ている部分がないようしっかり締めます。

11.傘立て本体を外枠に取り付ける

丸パイプで作った傘立て本体部分を外枠の背面板にあて、取り付ける高さを確認します。地面が平らなら問題はありませんが、勾配がある場合は高くなる方に合わせ、ソケットの位置をマーキングします。
マーキングした方のソケットを板に木ビスで取り付けます。
反対側のソケットは水平になるよう同じ高さの位置に木ビスで取り付けます。
傘立て本体をソケットに押し込み、高さが合わない方を持ち上げ、ソケットに正しく奥まで入ったらイモネジを頭がはみ出なくなるまでしっかり締めます。

12.高さ調節

最後に地面設置部分のソケットを傘立て本体が水平になるよう持ち上げつつソケット位置を調整し、すべてのイモネジをしっかり締めます。

13.フックの取り付け

横板に折りたたみ傘やレインコートをかける用のフックを任意の位置に取り付け、好きな飾りを飾ります。

完成

このサイズで傘は40本以上かけられます。高さがあるので男性用の長い傘も余裕です。
あいているスペースにはハンギンググリーンを吊るして傘立てをインテリアとして楽しんでください。